静岡遠征〜連合展+2022中部インターナショナルドッグショー

ダックス

中部インターがどんどん東寄りになってゆく・・・我が家から約4時間。悩む。けれど、このコロナ禍で格段に減っている開催数。近畿インターも今年はかなり北部で開催されるみたいだし、ここは頑張りどきだ!!

プロのハンドラーさんたちはすごいなと、改めて思います。大型のバスを運転してお客さんの犬をいっぱい積んで、南は九州から北は北海道まで普通に遠征するんだもの。大切な犬を預かっているからほとんどの人は犬と一緒に車中泊だし。わたしちょっと体調が思わしくないとは言え、道中何本栄養ドリンク飲んだことか。


さて、3月4日(金)夜に前乗りしたわたしたち。
現地でハンドラーさんに犬たちを預け、人間は現地から車で10分ほどの駅前にあるビジネスホテルへ。『ドーミーイン EXPRESS 掛川』ってとこです。最近のビジホは綺麗だし温泉ついてるし、お夜食は無料だし5500円/泊だし、本当に良きです。
まん延防止期間のため周囲のお店はコンビニしか開いていないという状態でも、最悪食いっぱぐれることがないのは助かります。運転しただけなのにくたくた。


5日。岐阜県クラブ連合会展。この日はオリーブラグーンからワイマ2頭が出ました。
1頭は我らが(?)ルーイ。
大きな大会は審査時間どおりに進行するため、ハンドラーさんがかぶっていても待ってもらえません。ルーイはいつもの岡本ハンドラーが別の担当犬の審査とかぶったため、金塚ハンドラーが代わりを買って出てくださいました。大御所さんだよ。黄緑がマブシイね。


隣のリンクに岡本ハンドラーを見つけたルーイ。「え?オレ、なんで別の人にひかれてるの・・?」と思っているのがありありと分かる動画です。それでも拒否することなくきちんとこなし、グループ2席の評価をいただきました。さすがでございます。(ハンドラーが)

ルーイの売りは正確なシングルトラックを踏める(トロット時、地面に着地した肢の軌跡が1つの線になる)ところ。これはワイマラナーとして肢が健全であることを示しています。ただ体質的に細マッチョなのでリングでは映えない。迫力不足。なかなか上がらない大きな原因なのだろうなと思っているけれど、昨年末くらいから少しずつ評価してくださるジャッジの先生も増え、チャンピオン完成まで残り1枚となりました。あと少しだ!

さて、もう1頭は女子。’トゥール’と言います。お見知りおきを。
ワイマラナー牝

2歳になったばかりのまだあどけなさが残る女の子。この子のオーナーは約20年前、オリーブ時代に皆オーナーハンドラーで楽しんでいた時の同志です。「20年経って、またこんな風にショーで集まれるなんてね」感慨深くなったりして。
そういうわけでショーマナーは普段からオーナーが入れられるとしても、本番ではいったいどうなることか・・・!と心配していたんです。が、なんとかショードッグっぽくこなせました◎ さすがでございます2(ハンドラーが2)

ワイマラナー

[左)ルーイ 3歳半 右)トゥール 2歳]

そうそう、ハンドラーにお任せしているショーでは、オーナーであるわたしたちは近づけません。集中力の邪魔になっちゃうから。これらの動画や写真はわざわざ神奈川や大阪から会いに来てくれた友人たちが撮ってくれました。多謝。強風のなかのピクニックも楽しかった。


5日の宿は会場でもある『つま恋リゾート 彩の郷』がとれました。会場でもあるのだけど、敷地が広大すぎて施設の温泉へ行くにもバス移動。終日このリゾート地を満喫するための施設なんだろうな。別の目的を終えてぐったり疲れている身体であれば、昨夜のビジネスホテルで充分かもしれない。


さぁ、6日。FCI中部インターナショナルドッグショー!
冷たい強風がフル回転で仕事をしている日。晴天なのがせめてもの救い。

この日はエピを自分でひきましたよ。


経験上、大型犬であるワイマラナーが一番脂がのる時期が3〜4歳半と感じていて、小型犬は(エピしか知らないけど)2〜3歳半くらいなのだろうか。エピは2歳くらいから、出す大会すべてで良い成績を残すようになりました。
JKCチャンピオンを完成させてから「この子はもしかしたら・・」と思い、インターチャンピオンを目指してみることにしたのが2歳半の時。
昨年の10月の中国インターから始まり
11月大阪インター
12月東京インター
そして今回の中部インター
すべてで1席の評価をいただき、早々にインターチャンピオン完成となりました。犬質の優れた子が多いダックスの世界。尻込みするわたしに代わりインター戦デビューを見事に飾ってくれた平木ハンドラー、遠方で開催されるインターに連れて行ってくれた岡本ハンドラー。そして、エピの犬舎である Little Monster のブリーダー、大石さん。たくさんの人の協力がありこれほどスムーズに完成することができました。

インターチャンピオン

掛川市は遠かったけれどそのぶん、普段SNSでお話するだけのかたと会えたし、旧知の静岡の友人も応援に来てくれたし、久しぶりにほかのワイマブリーダーの友人とも会えたし、やはり行って良かった。その日の勝ち負けだけにこだわると、多くの人にとってショーは楽しくないものになる。ショーに行っている間は犬のことだけを考えていればいい。犬仲間と互いに勉強になるような犬談義だけしていればいい。それがわたしがショーを続けられる理由なのかなと思います。

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