過去のブリーディング実績とその内容を紹介しています。ブリーディングプランをたてるときは必ずコンセプトがあること、必ず第1に後世に遺す子の健康を考えています。olivelagoonに限らず、今後もしみなさんが子犬をお探しの際にエシカルブリーダーに出会える参考になれば幸いです。
bred by frozen

母犬であるディアナには少しだけヨーロッパの血が入っており、本犬はどちらかというとマッチョなヨーロッパタイプの子。
実作業も重要素と考えるヨーロッパ。ドッグショーで映えるエレガントさが重要と考えるアメリカ。
長年それぞれの信念によって作られ続けた結果、同じ犬種と言えどその形に違いがでています。筋肉質なヨーロッパタイプにエレガントなアメリカタイプを混ぜ戻すことで、形的に薄っぺらではないエレガントな犬ができないか・・・ハイクオリティブリーダーたちはこうして試行錯誤をしながら、犬質を高める尽力をしてきました。今回はその考えに倣ったブリーディングです。

また、日本でも徐々に人気を博してきているワイマラナーですが、どうしてもプールが狭くなってきているため世界規模で血統を考える必要があります。このブリーディングプランは私が知る限り日本国内で初の、ワイマラナーでの凍結精子を用いた受胎成功です。

ブリードプラン

先天性遺伝疾患に係る検査
KeyDiana
股関節形成不全検査:OFA 股関節/良 肘関節/正常股関節形成不全検査:OFA 股関節/優良 肘関節/正常
眼(進行性網膜萎縮、網膜異形成、視神経低形成、脈絡膜低形成など):問題なし高尿酸尿症/高尿酸血症:陰性
歯列:OFA 異常なし 心臓:正常 甲状腺:異常なし
高尿酸尿症/高尿酸血症:キャリア※本犬は正常
ほか 骨髄減少、脊椎癒合不全、ドミナントブラック(タン模様を作成してしまう):これらの懸念はない
Date of Birth : 14.Feb.2020.

ワイマラナー親子
2.5 months old.(左から: Toer, Wei, Wolken, Celestine, Diana-mama)

ワイマの子育て

ワイマ子犬