当時は『そんな気になれる時が来るのだろうか』と思っていましたが、最近になってようやく(ここにこうやって埋めてあげたらいいかな)と思えるようになっていました。
愛犬オリーブが亡くなってから2年と1ヶ月少し。春分の日の今日、オリーブを土に還すことにしました。
場所は、家の庭。10〜20年、骨壺の中に入れていると骨は水になると聞いたことがあります。2年でマサカそれはないだろうと思いながらも、蓋を開けてどきどきの再会。
なんだか骨壺に閉じ込めた時よりカサカサ度が進んでいるような気がしなくもありませんが、無事に(?)骨がありました。
これはおしりの骨かな。
2年前は涙で前が見えなくなりながら1本1本お箸で拾った骨たち。じかに触って晴れ晴れとした気持ちで土に戻せる日が来ようとは。きっとオリーブも、こっちの私の方が好きなはずです。
骨の上に少し土を乗せ、その上に木を植えました。
木の名前は『蝋梅』。冬に生まれて冬に去っていったオリーブのために、冬に芳香豊かな花を咲かせる木を選びました。
今年の冬〜来年の1月頃には、花となって再会できるのかもしれません。