筋肉の塊と言われてきたディアナも10歳を迎え、日に日におばあちゃん感がでてきています。
足の運び方、筋肉の落ち方、立ち上がり方など 若い犬がすぐそばにいるからどうしても比較してしまう。
そんな話をさる人と世間話的にしていたところ、「私の知っているお店でこんな所がありますよ」ということになり、
ディアナ初めての整体に行くことに。
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まずは動画を撮る。
まっすぐ行って帰ってくる所。右回り&左回り。
すぐに「右前足をかばって歩いてるのが気になりますね」と見破ってくれた。
ここは若い犬たちと同じようにはしゃいでいた時「キャン!!」と言って痛めた所。飼い主、日にち薬で様子を見ることにしてなんとなく治っていた箇所。
触診をして
- 右前肢をかばうのがクセになっちゃったのか、左肩の張りがある。見た目にも盛り上がっている。
- 手首関節を使っていない(その方が楽だから)ために肩がほぐれにくい
- 筋肉の質はとても良いが、後ろに体重を乗せないために後肢の筋肉が落ちている
などなど、トレーナーさん自ら四つん這いになり分かりやすく説明してくれる。人間のように鎖骨がないので、このままだとどんどん肘関節が開いていくだろう、とも。
人間の整体師さんや鍼灸師さんで「犬も人間と同じ哺乳類だしやることは同じ」という方が時々いらっしゃいますが、私は違うと考えています。そういう方に過去 愛犬をみてもらった経験からそう感じています。
枇杷で起こり得る懸念事項を説明いただいた後で、枇杷温灸でまずは筋肉を温める。
(不服そうなディアナ)
トリーツで自ら首を動かす運動をした後マッサージを始める。トリーツをもらってちょっと信頼し始める単純なヤツ。
初回はカウンセリング半分、整体半分くらいでトータル1時間でした。まずはこれくらいにしておいて、1,2日は影響のようすを観察すること。大丈夫そうならそこから継続を検討してみてください、という流れでした。継続と言っても3回目以降は月1ペースでいいらしい。お財布にも大きな無理がない。家で日々できることも教えてくれたし、飼い主としては老いてゆく犬のために何かしてあげられることがあるのが救いになるものです。
自分の勉強にもなりそう。
(2024.6月. クローバーが乱れ咲いてるササヤマベースにて)