ご無沙汰していますー。本日 髄液検査の結果をお知らせいただきました。
髄液を取ってから今日まで約1ヶ月もかかったのはワケがありまして。
オリーブを火葬に連れて行った30分後に1度結果が出ていたそうなのですが、
オリーブをずっと看てくれた先生が結果に納得がいかず、
これまでの闘病内容をより詳しく説明した上で再検査に出してくださっていたのです。
最終的な髄液検査の結果を先に。
骨髄は良好に働いている・とのことでした。癌の可能性も低い。
ではなぜ、シビアに貧血が進んで行ったのか。。
芽球(血球の子ども)の増加状況から予想するだけですが、
骨髄で造られた血液が末梢(血管)へ送られる極めて早い段階で、
破壊が始まっていたのだろう・・とのこと。
病名も予想ですが『汎血球減少』。
免疫異常が起こす病気ですが、珍しくもあり、完治の見込は難しい病気。だそうな。
オリーブの先生は『老衰という病気はない』という考え方で、
積極的な治療をまず第1に提案してくださる方です。
が、私は老齢による免疫力の低下も大きな要因だったのだろうと思いますし
病院にあまり行かない飼い主であれば、
オリーブの病気はおそらく老衰で終わったのではないかと思うほど、
おそらく、オリーブはあまり痛い思いをしていません。
こんな結果ですが、よい犬生だったという思いに変わりはありませんでした。
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火葬に連れて行く前に、このとても勉強家で親身な先生が
「最後にオリーブちゃんの顔が見たい」とおっしゃってくださったので
病院に立ち寄っていました。
あと1時間遅く立ち寄っていたら〜あと1時間早く、最初の髄液検査の結果が出ていたら
「骨を切ってより深い検査をしたいと申し出ていました。
病名が確定できずにすみません…」とも。
それは、それ。そういう巡り合わせ・・だったのです。
オリーブのこの結果が、いずれどこかの誰かに役立つ時が必ず来るはず。
この先生ならば。と感じました。
気丈な飼い主の方だと思いますが、元気な頃の写真を見始めると
まだまだ悲しみでも後悔でもないよく分からない感情が目頭を直撃することがありますので。
昔描いた絵です。若い頃のオリーブが実家のガスストーブにあたっている所です。