旅。

後部の特等席でうたた寝するDiana。今日は少し、長く走ります。

余談ですが、最近の日本は〜という視点で考えると、
ネガティブなことばかりが頭をよぎってしまいます。
それでもコイツは世界に誇れる!
高速のトイレ
見よ!ハイウェイの公衆トイレがこんなに綺麗で近代的な国があるでしょうか。トイレマップまであって、空いているか否かまで分かっちゃう。ひとり感動してトイレでシャッターを切るわたし。

新名神に乗るのも初めてだったので、時々SAに入っては「ここはどんなトイレかな・売店に何かおもしろいもの売ってないかな」などと道草を食い、ノンストップで行くより約2時間多くかかりました。
とりあえず無事、目的地に到着!

レストランと犬
(なんなの、ここ。)というディアナの声が聞こえてきそう。ここは、愛犬も同伴可能な施設内のレストランです。

犬と料理
肉を見つめるスノーウィ・・・。お料理にはかなり力を入れているみたい。懐石です。近くにお店があるのであれば、ぜひお伺いしたいほど どれも美味しいのでした。

レストランだけではなくバーも犬と一緒に楽しめる。
と聞きつけ、食べ終わって満腹のままウワサの(?)バーに向かいました。

わんこ用カクテル
左は私が頼んだベリーニ。右がゴートミルクとブルーベリーで作ったノンアルコールのわんこ用カクテル500円。

これもわんこ用グラス。犬たちはドキドキしながら上手に飲んでいました。
ベリーニも甘くさっぱりと美味しかったので、ワンズ達のカクテルもきっと絶品だったことでしょう・・。

7

長時間ドライブに加え、初体験が重なった1日。スノーウィは部屋にあった400サイズのバリケンを見つけ、喜んで入っていきました。もう1つ400を置いてもらっていましたが、ディアナにはちょっと小さくて。持参していたソフクレイトで寝てもらうことにしました。我が家はバリケンで寝させることは平気ですが、かがまないと入れないようなサイズのものに閉じ込めるのはさすがに不憫です。

バリケン


明けて2日めの朝。朝ご飯も豪華だ!!湯豆腐大好き。

朝ご飯

人間のごはんばかり載せていますが、もちろん犬たちにもあげていますよ。レストランには「ご愛犬用メニュー」というのがあって、山梨名物馬刺しと炙り馬肉 とか お野菜の雑炊 とかとか。そんな人間でも涎モノのメニューがあったのですが、我が家は一応 普段とあまり変えないように持参していきました。部屋にはミニキッチンもついているのでお湯を沸かしたり、ふやかしたフードを冷蔵保管できたので、犬用のごはんに関してストレスはありませんでした。

生肉ではなく缶詰と果物を切るためのナイフも持参しました。どうしても必要なら冷凍ものはフロントで預かってくれるらしいです。

ミニキッチン

実はこの日、私以外の家族は現地で用事がありました。(今日は1人と2頭で施設内でゆったり過ごそう。いひひ)という日です。キャンセル待ちをしていて、1日だけ空きが出た一番人気の専用ドッグランがついたお部屋に移動。ウン、ほかのお部屋に比べて割高だけれど、犬のことを思えばこれはいい。人間も楽です。

専用ドッグラン
富士山
近くの芝生広場で記念撮影したり、施設内のカフェで抹茶オレを飲んだりスパでマッサージを堪能したり。人間用の普通のホテルと同じようにストレスフリーで過ごせまし・・・
ん!軽食を提供してくれる場所がない!!みなさん泊まるだけで、日中は周辺を出歩くのでしょうか。隣のホテルには予約制のランチコースがある、とのことでしが、朝も贅沢だったし犬を留守番させてまで昼もコースだなんていけません。この日は夜まで抜くことにしました。

待ちに待った夕食。「また和懐石か・・」という罰当たりな昼も懐石だったらしい相方をよそに喜ぶわたし。美味しいものなら連日でも平気です。海外に行っても1ヶ月洋食でも平気。美味しければ。

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完全におまかせで運ばれてくる料理たちですが、まわりのテーブルを見渡すと少しずつメニューが違うことに気づきました。連泊の客に同じ料理がいかないように、その家族ごとにメニューが考えられているのでした。(感心!)

700バリケン
部屋には700(ジャイアント)のバリケンを入れてもらいました。400が用意されていた時点で「次の日は可能であれば・・」とお願いしていたのです。「もうワンランク大きいケージですと、超・大型犬用で、すごく巨大なんです・・・!」とフロントの方に言われましたが、自宅には1頭ずつ、つまり2台あります。

そういえば「バリケン」「400」「500」「700」などは一般的なワードではないことに時々気づかされます。バリケンはケージと言い直さなければ通じないこともあるし(個人的にはケージと言うと全面アルミ製のかごを想像してしまうけれど)、事前に500をお願いしていたのに部屋にあったのは400だったし。以前スイス人に預かってもらった時はケージと言い直しても通じず、(どうして犬のプロなのにバリケンを知らないのだろう)と不安に思っていたら「ヴァァリケネルゥ」と発音しないといけなかった件など。当然彼はバリケンもとい Varikennel をたくさん所持していました。

時々いつもと違う世界に行くことは、
こうした意味でも自分の価値観を広げられます。


3日め。
そうそう。全部屋に外風呂がついています!蛇口をひねればちゃんと温泉が出てくる。天井は屋根があり、前後は開けて景色を楽しむこともできる。ここに浸かってお腹がすいたらランチ(←しつこい)を食べ、犬と遊び、また浸かる・・なんてできたらいいだろうな。

外風呂

ディアナは友だちができました。ロングワイマ2歳・カイラス君。家族に先住のロングワイマ・ロッツェちゃんがいて、遊び相手としてカイラス君を迎えたのだけれどあまり遊んでくれないと。ガウガウ遊んでいると怒って仲裁に入ろうとしてきました。スノーウィと同じタイプに出会えて飼い主は嬉しかったです;※スノーウィは自分がガウガウ遊ぶのは良くて、他でやられると許せないというタチの悪さですけど。
ディアナもカイラス君と思い切り遊べてとても嬉しそうでした。

ロングワイマ

「大石公園は犬も入れて絶景ですよ」と教えてもらい、車を走らせること約20分。ナルホドこれは迫力あります。なかなか思うように撮れなかったけれど、この2枚がまだ、、マシかな。

富士山

大石公園

ついでに反対方向の西湖にも足を伸ばし、かの有名な富士の樹海を通り、コウモリ洞穴も散策。(ここは犬は車でお留守番です)王道の観光もいいものですね。

コウモリ穴

最後の晩餐。『大冠』という山梨県の日本酒をいただきました。日本酒にはちょっとウルサイ私ですが、とってもフルーティできりっとしていて美味しかったです。3日めともなると料理人の方もかなり苦労されるらしく、なんだか初日に比べて豪快なラインナップ。そしてどんどん酒肴寄りな気が。でもどれも、食材の質は安定していてすごいなぁと。
和懐石


旅立ちの朝。
部屋にいるときから少し前兆はあったけれど、皆がレストランで朝食をとっているとカフェマットに伏せたまま静かに震えているスノーウィ。どうやらまた足が痛いようです。前日連れ回しすぎたかな。
食事を終え、ディアナたちは先に退席してもらい、痛み止め薬を飲ませてアロマオイルで首、背中をマッサージし続けました。以前、立ち上がらせようと鼠蹊部に手を入れたら大きな悲鳴をあげたことがありました。自分のタイミングで立てるようになるのを待つのがベストのようです。
約10分後。スノーウィの表情が徐々に変わり、立ち上がってみる・・・とばかりに動き出しました。立ち上がった直前は生まれたての子馬のようですが、30秒もたたないうちにタカタカと普通に歩き出します。なんだか分からないんですけど。もう10歳だし、飼い主としては運動量を考えながら、このまま外科的なことはせずにつきあっていければと思います。

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最後の精算。フロントはこんな感じです。

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犬と泊まれるハイクラスなホテル。スタッフの方々は皆犬好きでフレンドリーだけれど、物腰はホテル仕様。とってもよい休暇となりました。>>> レジーナリゾート富士

レジーナリゾート富士

長旅の末 無事我が家に到着。早速爆睡のディアナ(奥)とスノーウィ。(手前)

ワイマラナー

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