保護当初3kgだったパーシモン、現在6.7kg。見た目はずいぶん普通の犬になってきました。
体力がつくともに、我が家のワイマ達の上に立とうとする行動が目につくように。さすが、気の強い子が多いと聞くバセンジー。小さな身体で自分の何倍も大きな身体のワイマラナーに向かっていきます。「しっぽが当たった」「ぬいぐるみが当たった」「このカドラーは私のものだ」と言って怒るんですよ、人間は笑いと苛立ちをこらえながら、都度正しくその場を制さなければいけません。
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今朝のこと。
3頭にはほぼ同時に朝ごはんを与えるのですが、パーシモンは他の2頭より食べ終えるのが遅い。
それで、後半は(なぜかいつも)餓えた2頭に見守られながら食べることになります。
「自分の方が上」ということを示すため、わざとだと思いますが、スノーウィがほぼ食べ終えているパーシモンに唸りました。パーも抵抗するものの、スノーウィはディアナのように引き下がりません。
パーシモンが後ろへ引いた瞬間、その場はスノーウィのものとなりました。
調子づいているパーシモンにはいいクスリになるかも と思い、私は少し静観することに。
スノーウィ。食器に残った汁でも舐めるのかと思ったら、咥えてカドラーに運び込みました。そこでゆっくり舐めようというのです。食器はこれ。小型犬用とは言え陶器なのでけっこう重いんですけど。スノーウィは場所を制せるほどの器の犬ではないということでしょうか。
スノーウィは強力なオリーブママの庇護の元、なかなかスネオ風に育った天真爛漫子。パーシモンは過酷な環境を持ち前のタフな精神で生き抜いてきた(想像)子。それぞれの環境下でいい性格に仕上がっています。
友人が言っていました。「人間を含め群れの中の関係性は流動的」。多頭飼いの面白さでもあります。先住犬にストレスがかからないよう、人間は群れの一員として常にトップにいるようにしなければ。
パーシモンの性格は前述のとおりですが、私に犬飼いの基本を改めて学ばせてくれています。
— おまけ —
1ヶ月で抜糸跡もほとんどなくなったおナカ。皮膚ってすごい。
次回4/17は丸亀市で行われる四国インターナショナルドッグショーに遠征します。
お近くの方はぜひ会いにいらしてください。