まず、先日の尿&血液検査は問題ナシでした。
↓尿
↓血液
個人的には血液検査がフル項目じゃなかったのがちょっと失敗だったかな・・?と思わなくもないけど。
まぁいいわ。
先日、写真のSNS-インスタグラムで『この1年総集編ムービー』なるものを作ってみたのですが
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今年のはじめには
スタンダードプードルのゴロー
ゴローが帰ったら入れ替わりでドーベルマンのピクルスが来て
その3ヶ月後の現在、ゴールデンレトリバーのエレノアが家にいる。
なんだかすごく昔のような気がしますが、ここ1年でたくさんのわんこに関わらせてもらっちゃいました。
ゴローをお預かりするまでは、正直なところ 私はワイマラナー以外の犬にはあまり興味がなかったし、ましてや繁殖屋や飼育放棄の被害に遭った犬は可哀想だと思いながらも、犬を道具としか思えない人間の尻ぬぐいをしてまわるにはあまりに数が多すぎて自分には荷が重すぎると思っていました。
でも、その考え方を少し変えてくれたのが、ゴロー。(ゴローは友人の大切な犬で保護犬ではないのですが)
丁寧に世話をしていたらちゃんと懐いて、フリーでの呼びも100%になりました。10歳の犬でも我が家のルールを理解し馴染めることが分かりました。
かのシーザー・ミランがいつも言っています。【犬は、今を生きている】と。何歳からでも大丈夫なんだ、と、その言葉を改めて噛みしめたのでした。
ピクルスにも同様の体験をし(里親という選択もいいものだな)とまで思うようになりました。また彼は家庭犬としてのマナーがいっさい入っていない犬だったのに、4歳からでも、いえ、たぶんいくつだったとしてもマナーは入れられるんだ、ということを私に教えてくれました。
それは知能の高いドーベルマンだったからなのか・・・?
そうではありませんでした。覚えるスピードにこそ差はあるけれど、ゴールデンでも同じでした。エレノアを保護してくださったLey-Lineさんは言いました。「一時的でも居場所を与えてあげることで、次の子が救えます。」私が一時預かりとして救えるのは1頭。けれどそんな小さなことでもやらないよりマシなんだ、と思わせてくれた言葉でした。
エレノアはそうして子犬製造器だった地獄から解放され、我が家では一時預かりながらもSnowyと同じように生活するようになって1ヶ月。呼びは50%、トイレは100%、悲壮感は0(←これは保護当日から)、誰が見てもきれいに手入れされた家庭犬に見えるはずです。
もし「里親という選択肢もいいかな」とお考えの方で、『なつかないのではないか』『トイレなどの躾は大人になってからでは難しいのではないか』という理由が足かせになっているのであれば、それはまったく心配しなくていい、ということを彼らは証明してくれたのでした。
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大晦日はオリーブの誕生日。2年前にはまだケーキをつくって食べていたのに、それもかなり昔のことのように感じます。もしかたら、感傷に浸らないように自衛した結果がたくさんの犬たちとの関わりだったのかもしれない。2015年はまた新しい動きをしていくつもりです。オリーブを亡くしてどこか腑抜けになっていた私ですが、そろそろもう1度がんばってみようかな・などと思い始めているんです。