ワイマぬいぐるみ

凍結精子による人工授精の手続き2[記録]

前回の記録<凍結精子による人工授精の手続き[記録]>から約2ヶ月が経とうとしていますやん。

「まだ、やってたの?」です。GWをはさんだこともあり通常より遅くなったのか、そもそもこれくらいのスピードなのか。3の書類が受理され、DNA登録手順書が(やっと)送られてきました。では前回の続き「4」より。

DNA登録手順書

  1. 全頭分の親子判定料金に加え、DNA登録料金を払い込むと、検体採取ブラシが送られてくる
  2. ブラシにそれぞれ子犬の頬の内側の粘膜をこすり取って、家畜化医療技術研究所へ送る(先に巣立った2頭分はオーナーさんに代行採取を依頼)←今ここ

DNA採取ブラシ

DNA登録はタイトルを獲る犬にも課せられているので、比較的多くの人に馴染みがあるかも。

これでこちらからの提出書類はすべて完了・・かな。あとは血統書を待つのみ。

通常の自然交配であれば、DNA登録済みの牡の所有者の署名捺印があれば牝の所有者の出産申請のみで子犬の血統書が発行されるので、それと比べるとかなり複雑だなと感じました。ただし逆に考えれば、悪知恵の働く者の手にかかれば、自然交配の場合は簡単に血統書が発行できるということですね。生まれた子犬との親子判定もすべてのケースで義務にしたらいいのにな・とも思いました。

オリーブラグーンは素晴らしい仕事をしてくれた母親・ディアナを引退させたことにより、今後ブリードの予定はありません。もしこれを読んでいただいているそこのあなたが(いつかワイマラナーが欲しい)と思っているとしたら、ほかの良いブリーダーさんをお探しください〜。

ではブリーダーという種類の人たちについて、少し。

 

「血統書なんてどうでもいい、ただ健康で可愛ければ、そしてできるだけ安ければ」という飼い主さんも多いと思いますが、純血種はシリアスブリーダーとそれを管理する機関の努力によって100年以上も同じ姿を健全なまま存続することができています。純血種に魅力を感じてその犬種の子犬をお金を出してでも欲しい、と思った際、心からその犬種を愛し勉強しているブリーダーを尊重し支持して欲しいのです。
飼う側がその選択肢をすることで、自分が愛した犬種を後世に正しく引き継がれてゆくための、大きな力になっていくんです。

シリアスブリーダーは譲る人を選びます。ペットショップのように「それ、いくら?」と聞いてお金を払える人なら誰にでも売る、というようなことはしません。かく言う私も過去何度も、自分の伝え方の稚拙さゆえに傷つけた方が何名もいるのだろうと思っています。飼う側にしたら敷居が高い話です。
けれど、自分が心血注いで育てた子犬の生涯を託す人を選ぶのだから、ブリーダーも真剣です。飼う側もその犬種愛好家の大先輩であるシリアスブリーダーに学ぶ気持ちでコンタクトをとってもらえたら、決して互いに嫌な思いはしないはず。

双方が各々努力して、これ以上いっときの感情だけで買われる流行り犬も、犬を飼い殺すだけの罪も、生み出さないようにしていきましょう。ブリーダーが「あなたの環境では難しい」と言うのなら、『飼わない』という選択を受け入れることも、不幸な犬と人間を生み出さないことであることに違いないのです。

 

セレスティン[話は戻って当犬舎の話]

生後3ヶ月のみどりくん。血統書名はセレスティンで、コールネームもセレスティンになりました。生後3ヶ月ぴったりで募集を打ち切りオリーブラグーンの子にしようと半ばその気になっていたところ、明るい大家族さんからオファーがありました。そんな経緯だったのでお別れの前夜は少し泣けましたが、「ぜったい幸せにするから」と言ってもらって昨日、巣立っていきました。



生後3ヶ月のワイマラナー

獅子頭くん。この子もセレスティン同様、チームオリーブラグーンの子にしようと思っていましたが、締切後にオファーがありました。さすがに譲るのを躊躇いましたが、とても気持ちの良いご夫婦だったのでお話を進めることに。
それにしても生後3ヶ月半で早くも体重16.5キロ。でかい。ワイマラナーはでかすぎてはいけない。しかし、素晴らしく美しいバランスの子。彼はオーナーさんから『ウェイ』という名をもらい、『ウェイ獅子頭』となり、6月上旬に関東方面へ巣立ちます。関東方面の方は見かけたら仲良くしてあげてください。

今回はすべての子が巣立つことになりました。最後の最後まで迷いましたが、これが最良の選択だったと言えるように今後も見守っていきたいと思います。うち2頭はショーをする予定なので、シーズンが始まればまたちょくちょく会えるでしょう。

妊娠報告から今までの約数ヶ月、ここを読んで子犬たちの成長を見守ってくださっていた方々にも、お礼を。
ありがとうございました。

そしてこれからも、細々とページは更新を続けますのでどうぞよろしくお願いします。

4件のコメント

  1. ども。シリアスブリーダーが願いを持って掛け合わせ、国を超え何世代も沢山の時間を使って作り出してきた血統、その思いが子孫達に繋がるんだから、その事を考えたら飼いたいーじゃなく、いろんなこと考えてブリーダーを探して、責任を持って飼育してー…長くなるからこの辺で。

    1. このあたりの話は自分だけの欲ではなく、各々がもっと広く長い視野で考えて欲しいと切に願うのです。最後まで行く末を見守ってくれてありがとう。心強かったです!

  2. はじめまして。いつかワイマラナーが欲しいと思ってた者です。
    「オリーブラグーンは素晴らしい仕事をしてくれた母親・ディアナを引退させたことにより、今後ブリードの予定はありません」
    ショックです。半年でも1年でも2年でも待って、次回、次々回のチャンスに譲っていただけるかお願いしようと思ってました…。

    1. そうなんですね、ありがとうございます。
      実はありがたいことに、そう言ってくださる方はけっこういらっしゃいました。

      昨日27日で、ディアナが日本にやってきてちょうど5年経ちました。あっという間だったようで、とても濃厚な5年をともに過ごすことができました。
      田代さんにも良い子とのご縁がありますように。いつかと言わず、そのチャンスを掴み取りに行って下さい!

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