凍結精子による人工授精の手続き[記録]

今回のベビーたち。手続きがやはり通常より煩雑なので記録として残しておきたいと思います。

  1. ヒートが来たら「輸入精液のDNA型解析依頼書」を父犬のレジストレーションナンバーが分かる書類を添えてJKC繁殖技術管理課に申請
  2. 人工授精当日に獣医師による受精証明書に署名をもらう。解析用に残しておいた精液を「家畜改良技術研究所」へ特定記録郵便で送付
  3. 出産後〜「人工授精用一胎子登録申請書」を2の証明書とともに本部へ送付
    ※同時に全頭のマイクロチップの登録が必須事項(←今ここ)

    人工授精用一胎子登録申請書
    こんなやつ。

  4. 3の書類が受理されると、本部よりDNA登録申請及び親子判定の書類が送られてくるので必要事項を書いてほかそのために必要な6つほどの書類とともに返送〜その後子犬の血統書が発行される

 

ワイマラナー子犬ご承知のとおり、マイクロチップは太さ1.8mmくらいだっけか・・最太とも言える注射針でズドンと打つので、通常ならばできるだけ巣立つギリギリまで待って行うのですが、今回は生後2ヶ月くらいを目処に段取りしていこうかと。ここ数日は1頭1頭に素敵な血統書名をつけたいと、ぐるぐると考えています。

ブリーダー側がこれだけの時間・労力・お金をかけることは、多くのワイマラナーというペットを飼いたいだけの人には関係ないことかもしれない。けれど、少しでも知ってもらえたら嬉しいのです。飼う側の意識も上がってこないと、回りまわって犬の扱いはいつまで経っても良くなっていかないものなので。[関連リンク:繁殖するということ

ワイマ女の子6週生後6週めの女の子です。

前週の2頭の男の子のとき、この子はあまり良いスタックが撮れなかったのです。が、一週待ってピカイチになってきました。まだまだ変わる時期ですね。パパのオーナーであるアメリカのブリーダーも、その子のアメリカにいる子孫たちのオーナーも、もちろん私も。この4頭が美しく成長することを楽しみにしています。

多くの人に望まれて生まれた命。女の子はすでにオーナーが決まっていますが、男の子3頭も必ず良いご家庭に繋げたいと思っています。

男の子はオーナーを募集しています。興味のある方は読み進めてください。
< OLIVELAGOON PUPPIES 2020 >

<関連リンク> 凍結精子による人工授精の手続き2[記録]

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