ニューフェイスが来ました

久しぶりに、保護活動をされている Ley-lineさんからまた犬を預からせてもらうことになりました。
年末が近づいてきたせいでしょうか、繁殖場からの引き取り依頼が後を絶たないような気がします。Ley-Lineさんは西に東に駆け回っていらして、少しでも助けになるならと、今回はこちらから吹田市まで引き取りに伺いました。

↑ 私が迎えに行った日はあまり状態が良くなく、その足で我が家のかかりつけに直行。
普段滅多に「可哀想」ということを口にしない我が先生が、「なーんだか可哀想だなお前〜」と言うほどに、その犬はすべてを諦めているように見えました。
わからない、ただお腹がくだっていて調子が最悪だっただけかも。でも表情がないのは確かでした。


最初 Ley-line さんから「バセンジーなんだけど」と打診が来たとき、自分にワイマラナーと向き合う体力がなくなった時に飼いたい犬種ナンバーワン候補だったため、そりゃあ小躍りしましたとも。
んが、、、これ、バセンジー??
一応 繁殖場からの申告ではバセンジー♀10歳だそうです。あまりの悪環境で耳としっぽの毛がなくなり、寒さに耐えるために長毛になったのだろうか・・・。

うーむと皆で考え込みながらも、今は犬種がバセンジーだろうが雑種だろうが、この子にしてやれることに犬種は関係ない、とりあえず下痢を止めること、目軟膏で目の状態を少しでもマシにすること。当面は鶏胸肉かささみとポテトのみの低タンパク手作り食を与えること。などなど。
(先生からは念のためバセンジー特有の病気の有無を確認したいので、後日尿を持ってくるように言われてはいます)

さて 我が家の犬たち、ディアナはまだ心が幼いので他犬も比較的すぐに受け入れます。
問題はスノーウィ。特に、繁殖場出身の犬は一生を鳥かごのようなケージで過ごすことが多いため、最初は犬同士の礼儀を知りません。スノーウィが食べているものを平気で横取りしようとするし、彼女が心を落ち着かせようと大好きなぬいぐるみをクチュクチュしようとしたらフラ〜っとこれまた近寄っていくし。スノーウィも舐められまいと無礼な態度を怒ります。
私は万が一にでもスノーウィが行きすぎた行為に及ばないよう、初日〜2日は慎重に観察します。

預かり3日めの今日。薬が効いたのだと思います、下痢が止まり、折れそうな細い足腰ながらも歩様に力がでてきたように感じました。
じゃあ、ということで、我が家の犬と連れだって、少しお散歩に出てみることに。

ワイマラナー

元気爆発ディアナ大喜び。

weimaraner

スノーウィはまだあと少し、安静時期なので、少しだけ走らせて。

ワイマラナー

あとはディアナが好き放題走るのを横目に可哀想だけれどゆっくりさせました。

えっと、、、

バセンジー

寒いらしいです。ちょっとまだ無理だったみたい。おシリ、骨が浮いてるものね。下痢は止まったんですけど今度はう○こが2日出ていません。少しでも走ったら、腸が刺激されるかなと思ったんですけどね。まぁゆっくりやります。

この子はちょっと長期戦になるかも・・と思っています。小さなわんこの用具をもっていないので、ホームセンターに安くて素敵な都合の良いものはないかとちょっくら探しにでかけました。

ホームセンターの奥の方のエリアには、チワワやトイプードルが売られているようです。近寄りませんけど。あの子たちの親犬がまさに、この子のような劣悪繁殖場にいるんだよなぁ と思いながら。

小型犬のグッズ

いっぱい買ってしまいました。それにしても小型犬のものはお安い。
この子は現在骨と皮なのでこれ以上寒さで体力を使うことのないよう、ほぼ四六時中 服を着せています。

そうそう。申し遅れました。この子の名前はパーシモンと名づけました。本当のおうちが見つかるまでの名前です。もう少し落ち着いたら、Ley-line さんの方で家族募集されると思います。とても気の優しい子のように思います。涙をぬぐってあげたり、首をマッサージするととても気持ちがいいみたいでウットリするんですよ。

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