胃捻転#1〜病院まで

我が家の犬達、夕飯はだいたい午後6時に与えます。最近 oliveは1時間半前くらいから要求を始めます。「まだなのまだなのー!?ヒンヒンヒンヒン・・」
どんだけ腹へりなんだよ。と思いながら、負けるものかとこちらも6時に合うように夕飯の用意を始めます。
その日は鶏ガラを圧力鍋で20分炊いたものといつものドッグフード。20分圧力れば、骨だってケンチキよりもホロホロになります。

大喜びで食べる2頭。snowyはあまり噛まないクセがあり、食べるのも早いのです。(おそらく自分のを早く片付け、oliveのものを狙おうとしている)oliveはつられてペースを上げます。
いつも私はそんな2頭の間に座り、「ゆっくり食べなよ」と声をかけています。

食べ終えてしばらくすると、oliveは「ゲホッゲホッ」と言いました。何かカスが喉につっかえて吐きたい様子です。鶏ガラのガサガサしたものが喉についたのかと思い、私はsnowyのおしっこを片付けながらミルクを温めました。
「ホラ、こっち来てミルク飲みなよ」と言うと、小躍りしながらやってきたのは—snowyだけでした。これは明らかにヘン!oliveにはありえない行動です。
慌ててoliveに近寄り「どうした!?」と上からお腹をさすろうとし、ギクっとしました。
お腹は下図のように、見た目にも少しずつ異常を訴える形に。そして—カチコチです!

胃捻転

実物を見るのは初めてでしたが、こういう犬種を飼っている以上、それが何を意味するのかはすぐに分かります。同時に私の動悸も最高潮に。
すぐにホームドクターに電話をかけ、胃捻転か腸捻転だと思う、すぐに連れて行っていいですか!?と伝えました。

—胃捻転(いねんてん)/腸捻転(ちょうねんてん)—
症状が出てから30分で死に至ることもあると聞いていました。
震える手でハンドルを握り、家から10分のホームドクターへ向かいました。いつもはケージに入っていないと車内で興奮して動き回り、こちとら運転などできやしないoliveが、後部座席で静かに伏せていました。
ここまでが、2010年11月16日〜午後6時半頃のことです。

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