GRについて

えっと、一見格好いい響きですが “GERI” の略です。

我が家で保護一時預かりさせてもらっている犬…過去の犬を並べてみても、多いんです。腸の弱い子。繁殖場からのレスキュー、その現場はカオス的に不潔なのも一因かもしれません。
下痢の原因は本当にいろいろで、慢性腸炎、虫、アレルギー、、もしくはもっと大変な病気が隠れていることも。

今一時預かりしているグレートデーンのカヤも、定期的に酷い症状になります。
フラジール+フェロベリンを投薬している間〜薬を断って3日後まではとってもよい便なのですが、それ以後はどんどん軟便になって最終的には30分ももたない茶色い水に。
別の病院で出された大腸炎の処方〜プレドニゾロン+ベリノールはまったく効かなかった、ということから、小腸の方の可能性が高い、ということ。食物付帯性アレルギーを疑っていこう、ということになっています。

[とある日の朝ごはん]
カヤは Ley-line が支給してくれた w/d をメインに(いつもはボランティアに手を挙げた我が家のみで賄うのですが、カヤの場合は1日の消費量が多いのと、お高い療法食ということでサポートしてくれています・本当にありがたい・・)、りんご、消化酵素、ビタミンB群、プレミアムミルク。

今日は、薬の効果なのに一定期間 正常便だと調子に乗っていろいろトッピングしてあげたくなる ↑ 私のやり方を先生に注意されました。2ヶ月くらい、まずは1種類のみの食事で安定させることを最優先にすること。それができてから、1つずつ食材を足してどれがカヤにダメでOKなのか、見極めていく。まどろっこしいけれど、食べ物アレルギーの場合はこれが一番の近道だと。


ということでまずはw/dから。w/dは繊維質が多いので、大腸の動きをゆっくりにさせる機能が高いフードらしいんです。大腸の活動がゆっくりになることにより、その間に水分が体内に吸収されて便が固まる・・という感じ。
ただ、小腸が原因の場合はちょっと見当違いのフードになりますが、カヤのためのストックがあるのでとりあえずはこれからスタート。投薬も10日間ばっちり続けて、薬が切れた状態でも食べ物は変えずに状態を観察する。

いやホント、飼い犬が酷い下痢ってのを経験した方ならお分かりいただけると思うのですが、本犬はもちろんとてもしんどいとは思うのですが、それを片づける現場はとーーーっても大変です。ここは雨の砂漠ですか?これを全部掃除しろと?・・という。

・・・カヤの悪いことばかり書きましたが、『飼い犬』になってきているのはとても大きなポイントです。もよおすと「トイレ行きたい」とモジモジし出したり、「バリの中では我慢したい」と思うようになってきています。部屋の至る所で排泄していた保護当時とは明らかに違います。
彼女のこのような現状も含めて受け入れてくれるご家族が見つかることを願っています。

お散歩はこんなかんじです。ろくにマナーを入れなくてもたまにこういう子がいるっていうのは、ワイマラナーでは経験したことがない。

[su_youtube url=”https://youtu.be/4P7El0F-DBo”]

ちなみにワイマラナーのディアナさんの動画はこちら。必死にマナーを入れながらでもまだこんなに落ち着きがない感じ。「ワイマラナーやドーベルは体力と反射神経がないと無理だけど、デーンは経済力さえあればお年寄りにも飼える」という説、なんだか分かる気がします。

[su_youtube url=”https://youtu.be/xkQ1te58S4I”]

カヤは里親募集中です。お問い合わせは Ley-line まで。

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